認知症のサポーターとやさしさの手
あなたの身近にも、認知症で困っている方やその家族がいませんか? 温かい地域づくりのお手伝いのためにも、あなたが認知症の サポーターになって人の役に立ってみてはいかがでしょうか? 認知症に温かい目を向けてあげられる人が今は少なくても、 あなたのようにボランティア精神にあふれた人がいる限り、 きっと5年後…10年後にはぐんと増えてやさしい社会になるでしょうね。
認知症の症状とは?
認知症とは、脳の働きが継続して低下している状態のことをいいます。
認知症はお年寄りによく発症しますが、物忘れなどの症状が代表的ですね。
しかし、このほかにも考える力自体が低下して計算などができなくなったり、人や場所がわからなくなることもあります。
心の症状としては、幻覚や幻想が起こることもあり、うつ状態になりやすくなります。
夜中に眠らずに街を徘徊したり、ちょっとしたことで怒り出して暴力をふるうようになったり、失禁や歩行障害がおこることもあるのです。
いろいろな症状がありますし、軽度〜重度でこまかく症状が変わってきますので、あなたの周りでも「あれ?」と思ったらすぐに専門医へ行かれることをおすすめします。
認知症のケアは?
認知症の新しいケアがはじまってきていますね。
とくに介護現場や医療機関では、認知症にかかってしまったお年寄りがいきいきと暮らせるようにさまざまな工夫がされています。
認知症になるとかかっている本人は、なにも感じないとされていた昔の考え方が、今のケアではお年寄りの人間性を大切にしたものに変わりつつあります。
たとえば、一人で歩かせると不安だし外に出すのが恥ずかしいと考えていたケア方法も、周りや地域の認知症に対する理解も進んできたことから、介護者と一緒に自然の中を散歩したりというようなケア方法が取られています。
認知症ケアは、家族だけが抱え込んでしまいどんどん辛くなってしまうといった側面も、最近では専門職の人の活躍や人々の理解がひろがって改善されつつありますよ。
認知症のサポーターもどんどん増えてきていますので、これからはもっと地域型の新しいケアが登場し、本人も周りも過ごしやすくなるでしょうね。
認知症の予防をしよう
認知症の予防は、毎日の生活の中でもどんどん取り入れていくことができますよ。
たとえば、趣味や運動を継続することは大きな予防になります。
どんなに小さな運動でも、毎日すこしづつ積み重ねていくことがポイントです。
何か新しいこと(たとえばパソコンやインターネットなど)をはじめてみて、それができたときの達成感も認知症の予防におおいに役立ちます。
まず、毎日の生活の中で趣味や運動をしてみて、元気なうちは認知症のサポーターとして周りを一生懸命サポートしてあげるというのも良いですよね。
周りのために自分が役立っているという喜びも、認知症の予防になるのですからね。
認知症の薬の種類
認知症の薬は、その方の症状や軽度〜重度などの程度によってもかわっていますが、日本で主に使用されている薬は、脳代謝改善薬、脳循環改善薬です。
また、心の認知症にかかってしまっている方には精神病治療薬などを使用することもあります。
具体的には、脳循環改善薬にはケタスやセロクラール、サアミオンがあります。脳代謝改善薬には、シンメトレルが代表的です。
精神病治療薬はいろいろな種類がありますが、睡眠薬や抗不安薬と一緒に処方されることも多いのが現状です。
お年寄りが薬を服用する場合には、副作用が出やすい場合もありますので、医師と相談の上で慎重に薬投与をおこなうようにしましょうね。
